実話怪談「黒い女の人」(後編)

【実話怪談】「黒い女の人」(前編)より続く

お姉さんはその話を食い入るように聞き、Sさんが話し終えると、驚きの表情を浮かべた。そして、お姉さんは自分もその女性を見たことがあると言って、その時の話をSさんに語ってくれた。

Sさんのお姉さんはバスケットクラブに所属していたが、ある日、クラブを終えて友達と一緒に帰っていると、帰り道にある池の所で女の人が立っているのが見えた。




その女性は黒い服を着て、黒いベールを被っていた。そして、こちらを見ているようだった。女性が見えているのはお姉さんだけではなく、友人にも見えていた。

2人は女性の異様な佇まいがどうにも気になってしまった。友達が勇気を出して声をかけてみると、その瞬間、目の前で消えてしまったのだという。

Sさんが小学校を卒業し中学校にあがると、もう黒い女性は現れなくなった。だが、ふいに何かの視線を感じ、鳥肌が立つという現象が起きるようになり、それはいまだに続いているのだという。




ある時、Sさんはこの体験を友達に話したことがあった。その時、何故か目から涙がこぼれ、悲しくもないのにその涙は止まることなく流れ続けたという。

Sさんはこの時の体験が一番気になっていると語っている。

Sさんとお姉さんが見た黒い女性とはいったい何者だったのだろうか。彼女たちの家系や血縁と何らかの因果関係を持つものだったのだろうか。

(監修:山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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