朝鮮半島の非核化はなりうるのか、世界が注視する米朝首脳会談がいよいよ実現する。
そこで注目されるのが、会談場所であるシンガポールでの北朝鮮御一行さまの滞在費である。
北朝鮮はその費用をアメリカ、或いはシンガポールに持ってもらいたいと暗に要求しており、関係各国が困惑している。
この手の首脳会談の場合、自国の費用は自国の予算でまかなう場合がほとんどだ。ホスト国が払う場合もあるが、余程のことで招いた場合のみであり、その場合は最恵国待遇としてである。
北朝鮮はこの最恵国待遇を要求しており、米国やシンガポールは戸惑いを隠せない事態が起きている。
金正恩主席は日本円に換算して一泊65万円の先進国の首脳クラスが泊まるスイートルームを要求しており、側近クラスでも一泊20万から30万のランクを要求、日々の食事も三ツ星クラスを求めていると言われている。
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数十人規模の北朝鮮一行の滞在は莫大なものであり、シンガポールは米国に対してやんわりと拒絶の意を伝えている。米国、シンガポール、中国、韓国、日本など各国が分担する案も出ているが、元々は国際秩序を無視した北朝鮮の自分勝手な核開発から始まった国際紛争であり、それでは筋が通らないという意見も出ているのは当然である。
朝鮮系の資産家、核廃絶団体が肩代わりするというプランも出ているが、その前に北朝鮮も部屋のグレードや食事の質を落とすなどの配慮があってしかるべきだと批判の声も噴出している。
北朝鮮のおねだり外交が早速出てきた形だ。
(馬鹿拓郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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