こちらの動画はオーストリアにある観光地にもなっている鍾乳洞で撮影されたもの。撮影者らのグループはカメラを回しながら、高低差のある薄暗い洞窟の中を進んでいく様子が撮影されている。人が容易に近づくことのできない壁や、深くて大きな穴もあるようだ。
だが、カメラはそんな暗く深い穴の壁をよじ登る奇妙な生物の姿を発見してしまう。それは青白い肌をしており、姿は人間に似ている。しかし細い体と異様に長い手足を持っているようで、細い手足を動かしながらやすやすと垂直の鍾乳洞の壁をよじ登っていくのである。
撮影者のグループは奇妙な生物に対し、驚き困惑したような声を出すが、生き物は気にも止めずに進んでいく。
関連動画
Ice Cave Ghost caught on tape in the Austrian Mountains. (HD)
この動画はオーストリアのHallstattにあるDachstein Giant Ice Caveで2009年に撮影されたもの(※関連動画は2009年のもの)。最近になってオカルト系のYoutubeチャンネルであるDisclose ScreenによってYouTubeに上げられ、注目を集めることになった。
不気味な人型生物に対し、ネットでは幽霊ではないか、洞窟に潜む未確認生物かもしれないという声も上がっているが、一部の視聴者からはこの生物がカエルに似ているという指摘も上がっていた。暗い映像なので距離感が掴めないだけで、実際にはもっと小さい生物なのではないかとする意見が出ているのだ。
しかし、動画を見たニール・エヴァンス氏は両生類は洞窟内の低温では活発に動けないし、生き残るのは難しいだろうというコメントを出している。
果たしてこの生物の正体は何なのか。動画は現在も高再生率を誇っており、多くの人々が意見を交わしている。
(勝木孝幸 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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