最強の怪談師を決める注目のイベント、怪談王!これに参加する出場者に意気込みやイベントの見所をインタビューしていく。3回目は本アトラスにも寄稿している由乃夢朗氏。
本業であるデザイン業の傍ら、本誌記事やイベント「オカルトーカーズ」等で独自の見解に基づくオカルト分野の様々な話題を取り上げている。そんな由乃夢朗氏に、直撃インタビューを行った。
——————————————————————–
山口敏太郎事務所「弊社イベントではオカルトーカーズ他、多数のイベントでお世話になっております」
由乃夢朗「はい、こちらこそお世話になっております」
山口「夢朗さんは以前行われました、事務所内での怪談王出演者を決める選抜イベント「KID王座決定戦」に出演され、見事出場権を獲得しました。
出場権獲得についてはどのようにお考えでしょうか?」
夢朗「僕はまず、KID王座決定戦含め”出場するこ事自体がレベルアップに繋がる”と山口先生に薦められ、出場しました。しかし実は僕、独自に霊や死後の世界などに対する観点や礼儀を持ってまして、怪談という形は少々複雑な心境があったりします。しかしこのようなご機会を頂いたからには、山口先生の仰る通り、自分のスタンスを世にアウトプットする為のスキルやトークのレベルアップに繋がればなと考えてます」
山口「怪談王には、これまで多くの怪談イベントなどに出場している方や、この人の語る怪談は怖い!という実績や人気を持っている方も多く出場しています。そういった方々と同じリングに上って一緒に戦うというのはどういった心境でしょうか?」
夢朗「勿論、プレッシャーはあります。皆さん芸人さんであったり、経験の多いがっつりプロの方々じゃないですか。なので僕のように経験が浅く傍らデザイン業をやってるような半端な身としては恐縮な気持ちもあります。しかしこんな貴重なご機会を頂けるなんて、本当にありがたい思いですし、出るからには張り合えるよう頑張ります」
山口「由乃夢朗さんなりの観点とは何でしょうか?」
夢朗「僕は小さい頃から霊体験と思しき体験を多々してしまう体質なのですが、それが起因してあまりお化けを怖いものと考えていないんですね。人の延長にあるものなので、闇雲に怖がるべきでない。でも怪談は基本的に怖さを求められる。それが複雑に思う理由です。ただ、恐怖などの娯楽も”死後”と向き合う為の受け入れられやすい入口とも思うので、自分のスタンスに落とし込めるような怪談や活動を模索していきたいです」
山口「夢朗さんはオカルトーカーズでも独自の体験談をお話されております。同日の6月3日には「オカルトーカーズ」の方も公演されますが、こちらのネタと怪談王での怪談のネタについてはいかがでしょうか?」
夢朗「オカルトーカーズはネタ的には困っていないですね。不思議な体験も考察も沢山あるので、オカルト話はいくらでも話してられます。フィーリングだけでなくロジックを大事にしてるので。怪談は、僕自身があまり霊に恐怖を感じないので、他の人はどう思うのか掴めないところがあります…それに『勝つ為に話を盛る』などしたくないですし、話術とか演出力の面で模索が必要ですね」
山口「怪談王本戦には初参戦となりますが、一番の若手にあたるということで、ぜひ爪痕を残していただければと思います。最後に意気込みをお願いします」
夢朗「色んな意味で複雑な思いを抱えてはおりますが、手探りな状態という事は山口先生の仰る成長に繋がってるという事だと思っています。この頂いたご機会、精一杯頑張らせて頂きます。そして存分に楽しませて頂きます。よろしくお願い致します」
山口「この度はインタビューにお答え頂きありがとうございました。頑張ってください」
夢朗「こちらこそありがとうございます、頑張ります」
——————————————————————–
【怪談王関東代表決定戦】
日 時:6月3日(日)開場15:00 開演15:30
入場料:予約3,000円、当日3,300円
会 場:新宿ゴールデン街劇場
[アクセス] JR新宿駅東口より徒歩6分 西武新宿駅より徒歩7分 地下鉄都営新宿線・丸の内線・副都心線 新宿三丁目駅B-3出口より徒歩5分 E-1出口より徒歩1分 新宿ゴールデン街内花園三番街(花園神社裏手)
予約・お問い合せは山口敏太郎タートルカンパニーtokushima5566@yahoo.co.jpまで!