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最強怪談師決定戦「怪談王」の概念と魅力を山口敏太郎が語る!





今年で3回目になる最恐怪談師匠決定戦の「怪談王」の概念と魅力をたっぷりと語ってみたいと思う。

主催は東海地方で最も信頼のある新聞社である中日新聞さんである。そのためプロデューサーとしては出場する人間の経歴を厳しくチェックさしていただいている。以下のような人物は最初からエントリーすることができない。

1、未成年者との淫行を行った者、あるいはライブやイベントでそれを公言している者
2、反社会的勢力である暴力団や半グレと親密な関係にある者
3、体に刺青を入れている者

上記のような反社会的な行為を行っている人物は、怪談王から徹底的にスポイルする。

また、怪談王は芸能プロに所属するプロフェッショナルを中心に出場者をセレクトさせていただいた。基本的に器用なだけの素人芸ではなく、お金を稼ぐエンターテイメントのプロの競い合いが見てもらいたいからだ。

ここで言う芸能プロダクションと言うのは、エキストラを派遣する事務所や再現ビデオに役者を派遣する事務所は含まれない。所属タレントが紙媒体のタレント名鑑に掲載されており、在京テレビ局に取引先口座として登録されている事務所を指している。ある意味、プロ中のプロが集まった実力ナンバーワン決定戦だといえよう。

もちろん、アマチュアの怪談師を軽視するものではない。アマチュア怪談師の中でも協調性があり、プロの芸と互角に戦える人間をセレクトさせていただいている。

ルールは審査員のジャッジと観客の投票によって決まるが、これもかなり細かい規定を作っている。以前弊社で行ったKID王者争奪戦のルール項目を参考にしてほしい。怪談の競技化、これこそが怪談王の魅力の1つなのだ。

筆者が怪談師と言う職業を復活させてから、10数年が経った。今や日本中に自称怪談師を含めて100人近くが存在する。稚拙なものから個性的なものまでそのキャラクターは様々だ。 ある意味整理をしなければならない時期にきているのかもしれない。

また、筆者が企画立案した関西テレビの「怪談グランプリ」も今年で10年目を迎える。怪談ブームを引っ張ってきたパイオニア的な番組だが、こちらの10周年も踏まえ、中日新聞の怪談王との交流戦、つまり怪談界における薩長同盟を締結させたい。 この辺はびっくりするような企画が飛び出る予定なので、ファンの皆さんも期待していただきたい。

怪談ブームはまだまだこれからである。それだけに、反社会的勢力と関係のある者や淫行を行っている者は徹底的に排除し、健全なエンターテイメント業界にしなければならない。そういった意味では、大人の怪談師が競技としてスポーツライクに競い合う怪談王は一石を投じる形になるだろう。ぜひとも怪談王に注目してもらいたい。

山口敏太郎

◆怪談王〜関東大会

◆日時
2018年6月3日
15時開場
15時30分開演

◆会場
新宿ゴールデン街劇場
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-1-7マルハビル1F

◆入場料
前売り予約 2300円
当日 2800円
@予約はメールにて受付いたします。
tokushima5566@yahoo.co.jp
@当日券は何枚発行できるかわかりません。確実に入場するためには予約をお願いいたします。

◆出演者
いたこ28号
大赤見展彦〈太田プロ〉
亀楽堂〈山口敏太郎タートルカンパニー〉
都市ボーイズ岸本〈山口敏太郎タートルカンパニー〉
星野しづく
ホタテーズ川口〈ホリプロコム〉
松原タニシ〈松竹芸能〉
由乃夢朗〈山口敏太郎タートルカンパニー〉
ルサンチマン浅川〈オフィス北野〉

◆1人づつ怪談を披露し上位6人が2回戦に進出、6人でもう1話づつ怪談を披露し、上位3人が名古屋で開催される決勝大会に進出

◆審査員  
山口敏太郎、メディア関係者2名