週刊新潮によってセクハラ事件をスッパ抜かれた福田淳一・財務次官が、財務省を通じてコメントを発表した。
セクハラ発言疑惑を完全否定し、録音された会話は女性が接客する飲み屋での会話ではないのか、その声が自分のものかどうかは自分では判断できないと回答した。なんとも苦しい言い訳だが、国民の大部分が納得はしないであろう。早い段階での公の場に於いての辞が必要ではないだろうか。
実は財務省では以前より「魔の82年組」という都市伝説が囁かれていた。1982年入省組は、旧大蔵省時代から様々なトラブルを起こしてきたというヘンな実績があるのだ。
今回、セクハラ騒動を起こしている福田財務次官は、82年に大蔵省に入省している。ブームを巻き起こした「ノーパンしゃぶしゃぶ」での接待汚職事件で逮捕された官僚も「82年組」であり、財務省の文章改ざんを指示したと言われている佐川前国税庁長官も「82年組」である。また、特にスキャンダルを起こしてはいないが、政治家の片山さつきも「82年組」である。
この1982年という年は、何か特別な年であったのであろうか、過去にアトラスでも記載したが、芸能界では「花の82年組」と呼ばれるほど優秀な人材を多く輩出している。
また、1982年生まれが特殊な犯罪を起こしたという犯罪史上における事実もある。俗に言う「キレる14歳」である。例を挙げてみると、神戸連続児童殺傷事件を起こした少年Aことサカキバラ、西鉄バスジャック事件を起こしてしまったネオむぎ茶 、秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大。すべて1982年前後に生まれており、何らかの心理的要因があるのではないかと指摘された。
何かと事件やスキャンダルとつながる82年。これは今後も注意深く観察すべきではないだろうか。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©写真素材足成