グラビアアイドルの熊切あさ美と浮名を流し、TBSドラマ「半沢直樹」ではオネエ言葉の役人を熱演し、そして人気タレントの藤原紀香と結婚して一躍スターダムに上り詰めた片岡愛之助。「ラブリン」「ラブ様」の愛称で多くのファンを獲得してきた。彼の芝居公演はチケットがなかなかとれず、歌舞伎界一のプラチナチケットと言われてきた。
その未来の歌舞伎界を背負って立つ片岡愛之助の人気に陰りが見えている。
公演のチケット販売の売れ行きは失速し、公演によっては空席が見えるようになってきた。まさにラブリン神話崩壊の兆しである。
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理由は幾つか考えられる。まずは贔屓筋からの不満である。チケットを毎回数十枚単位で購入する中堅の贔屓筋は、公演の集客に大きな影響を及ぼす。その中堅の贔屓筋をないがしろにしているのではないかと業界関係者は指摘する。
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特に大手のスポンサーなどを数多く抱える市川海老蔵と違い、愛之助は中堅の贔屓筋をきめ細かくケアすることで、確実な集客力を誇ってきた。それがもはや機能しなくなっているというのだ。
また、これまたラブ様人気を下支えしてきた一般の歌舞伎ファンも、少しづつ愛之助から離反しつつある。それは愛之助の現代劇への進出である。もちろん、愛之助とすれば、歌舞伎を広く知ってもらうための戦略なのだが、一般の歌舞伎ファンからすると「愛之助は歌舞伎を捨てた?!」と解釈されたのだ。
果たして愛之助に人気回復の秘策はあるのか。ラブリン人気復活を心から願っている。
(小山田まゆみ ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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