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【芸能都市伝説】五社英雄監督が持っていった、夏目雅子最期の写真は嘘!?

2018年3月23日、TBS系列で放送された「爆報!THEフライデー」で興味深い芸能都市伝説が放送された。

日本テレビ系列で放送された「西遊記」の三蔵法師役で人気を集め、1985年に急性骨髄性白血病で27歳の若さで亡くなった女優・夏目雅子の最期の写真が存在すると言われていたのだ。

1985年9月11日という死去の3週間前に撮影されたという写真は、夏目が赤い長襦袢を身につけ、バラバラに千切った白血病のカルテを紙吹雪のように吹き飛ばす妖艶な写真であったとされていた。

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この写真の所有者は、1982年公開の夏目の代表作「鬼龍院花子の生涯」を撮影した五社英雄監督であった。しかし、その死後写真は行方不明になっていた。番組では五社監督の娘さんにインタビューしていたが、生前は監督の部屋にあった写真が無くなってしまったと証言していた。

番組スタッフはこの写真を撮影したカメラマンを探し、写真そのものを確認することに遂に成功した。

伝説どおりで、赤い長襦袢を着た夏目が、紙吹雪を口で吹いている写真であり、幻想的な雰囲気が漂っていた。ただ一つ違ったのは、この写真が夏目最期の写真ではなかった点である。展示会のためにカメラマンが頼んで撮影した写真であり、死去する数年前に撮影したものであった。その時、夏目に写真を1枚プレゼントしたが、その1枚が死の直前に夏目から五社監督に渡されたということであった。

「爆報!THEフライデー」スタッフの丁寧な取材に頭が下がる思いだ。この放送より一つの都市伝説の真相が明らかになった。とても興味深い番組であった。

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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