アメリカ・ジョージア州の川などには目撃例に乏しいが、変わった姿のUMAが存在するという。
そんなUMAらしき謎の生物の死体が先週金曜日の16日、ジョージア州セントシモンズ島北部のウルフ島国立野生動物保護区の浜辺に打ち上げられて話題になっている。
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Mysterious creature washes up on South Georgia beach
発見者ははじめ、アザラシの死体と思っていたのだが、近寄ってみるとまるでネス湖のネッシーのような外見だったので驚いたという。
写真が問題の生物の死体だ。生物は全体的に緑がかった灰色で、約1.2~1.5メートルの長さがある1対のヒレがある。長い首の先には小さな歯が生えていたそうだ。
果たして、この生物の正体は何なのか。
魚やイルカの死体ではないかとする見方もあるが、姿が違いすぎるという意見も出ている。そこで出てきたのが、死体が発見されたウルフ島近海に生息すると言われているUMAアルタマハ・ハではないかとするものだ。
ウルフ島のちょうど西に位置するアルタマハ川には、昔からアルタマハ・ハという生物が生息すると言われていた。イルカのような尾を持ち、体を上下にくねらせながら飛び跳ねるように泳ぐとされている。体長は6メートル前後、イルカのようだが体は細長く、想像図ではネッシー寄りに描かれることが多い。過去の目撃証言によれば、口の中には鋭い歯が並んでいる、背中にはコブが2つあったともされている。
アルタマハ・ハは地元の人々には、古代生物の生き残りとして広く知られており、「アルティエ」という愛称も存在している。またジョージア州ダリエンのビジターセンターには、アルタマハ・ハのフルサイズのレプリカも作られているほどだ。
確かに死体で発見されたこの生物の姿は、アルタマハ・ハの想像図にも酷似している。果たしてこの生物の正体は?
(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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