「もりかけ問題」が急展開を見せている。
安倍首相の知り合いであるから 財務省が不当に安い価格で国の財産を譲り渡したとか、安倍首相の友人であることから優先的に学校の認可を下ろしたとか、様々な忖度が取り沙汰されてきた。
何から何まで権力のやる事は全て悪い・・・、全ての悪の原因は安倍首相だというヒステリックな主張に関しては、これまで筆者は懐疑的であった。しかし、もはやそんなことは言ってられない状況になっている。
今回、省庁の管理下における公式文書が改ざんされるという事態が発覚した。もし事実だと確定したならば、公文書偽造と言う犯罪行為であり、その関係者は刑事罰を受ける対象となるだろう。それどころか、今回ばかりは内閣総辞職もいた仕方ない事態になったと言える。
公文書には複数の政治家の名前が記載されていたと言われており、その原文が注目されているが、日本の省庁においてこのような隠蔽体質が未だ現存していることが判明したわけだ。昭和の頃から何ら変わっていない伏魔殿ではないか。
関連動画
近畿財務局職員が自殺か “森友”の交渉担当部署(18/03/09)
財務省近畿財務局に勤務する森友学園に国有財産を引き渡した担当部署の職員・赤木俊夫さんが神戸市灘区の自宅で首をつって自殺している状態で発見された。遺書があったことから警察関係者は自殺と判断しているが、本当に自殺だったのかという疑問の声が上がっている。
赤木さんの自宅には書き換えられる前の文書の原本があったと言われており、遺書の中には今回の顛末が詳しく記されているとも噂されている。とりあえずこの遺書が本物だと仮定して、この文章がどこまで公開されるのか成り行きが注目されているが、個人情報を盾にとって開示されない可能性も高い。
近畿財務局の職員がどこまで真相を知っているのかわからないが、上層部から公文書の改ざんが指示された経過を知っていった可能性はあり得る。その事実を公開すべきかどうか悩んでいた赤木さんが何者かによって絞殺された可能性は十分にあり得る。
他殺を自殺に見せかける手口はいくらでもある。対象者の首に背後からロープに縛り付け、背中合わせでおんぶするように背中に乗せてロープを引っ張ると、首に残るロープの痕跡は自殺に限りなく近く見える。その後室内のドアノブや梁に吊るせば自殺体の出来上がりというわけだ。この手口を使えば、都合の悪い人間を殺すことによって口封じをすることができる。
森友学園の籠池元理事長も不自然なまでに拘置所に拘束されているが、正直彼の身もまた心配である。拘置所の中で不自然な自殺を遂げるこいうこともあり得るからだ。
既に死者が出ている以上、この問題はこのまま放置するわけにはいかないだろう。赤木さんの自殺も含め、誰が指示をして公文書を改ざんしたのか、国有地の不当な価格ダウンはあったのか否か全てを明らかにするべきである。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©ANNnewsCH YouTube