3月7日、石川県を中心にネットしている石川テレビは同日午後7時20分ごろから5分間にわたり、放送中の番組が中断して別の映像が流れたと発表した。
石川テレビによると、福井テレビから送られてきた映像素材を受信する際、誤って番組を放送する回線で受信してしまったために「福井テレビから放送素材を送ります。収録してください」という局内でしか使用されない映像素材がお茶の間へと放送されてしまった。
この放送事故により放送中だった『おじゃMAP!!』は中断。視聴者は大混乱となったわけだが、後日、石川県内ではとある都市伝説が生まれることになった。
実は、石川テレビでは今回の放送事故2か月前の1月10日夜、送信アンテナに雷が落ち火災が発生。石川テレビの映像が一晩、停止するという事故があった。
その結果、翌日の昼ごろまでアンテナは復旧せず大混乱となったわけだが、実はこの1月10日の事故は3月7日の放送事故と同じ水曜日に発生した事故であり「何かの法則性があるのでは」と囁かれて始めたわけである。
実は放送業界のある関係者によると「放送事故やトラブルは水曜日が発生しやすい」という都市伝説があり、一部では「魔の水曜日」とも噂されているようだ。
近々でいうと2017年10月25日、日本テレビの『PON!』で芸人・永野が共演者の松本大志の態度にブチきれて数発の本気ビンタを食らわすという放送事故があったのだが、この日も水曜日であった。
考えてみれば、ATLASがよくネタにする「水曜日のダウンタウン」も水曜日放送の番組であることから、水曜日というのは何かと放送業界は騒がしい曜日なのかもしれない。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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