イングランドのコーンウォールにて、少し変わった試みが行われた。
まずはこちらの動画(関連記事の中にあるムービー)を見て欲しい。動画には素朴な出来の女の子の人形が写っている。三つ編みにされた髪の毛は毛糸で出来ており、顔も手書き。アンティークというよりは素朴な雰囲気の可愛らしい人形だ。気になる点といえば、目が微妙に中央からずらされているため、視線が合わない点だろうか。
この人形、実はあるイングランド在住の人形コレクターが手に入れた「幽霊が入っている人形」だというのだ。
持ち主の男性は、ジャンルを問わずアンティークの人形をコレクションしているそうなのだが、「アリス」と呼ばれているこの人形だけは実物が手元に届いた際、言いようのない不気味な印象を受けたという。
そして、家族や友人らからも人形に対して不安がる声が出始め、もしかして何らかの曰くつきの人形だったのでは…と考え、地元の心霊研究チームに相談してみたのだそうだ。
心霊研究チームは、不気味な印象を与えてくるのはこの人形に取り憑いた霊魂が何かを訴えたがっているのではないかと判断。一時的に人形を借り受け、カメラの前に設置してFacebookにてリアルタイムで人形の様子を動画配信したのだ。そして、「この人形を見て何らかの印象を受けたり、人形からの声を聞いた人は遠慮無くコメントを書き込んで欲しい」と広く訴えた。
この人形の動画は多くの人々が見ており、感想も多く寄せられているようだが、いずれも判断がつきかねるものが多いという。
心霊研究チームは今後も継続してこの人形の観察を行う予定だと述べている。
(田中尚 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©The Sun