1月26日に日本国内で発売された人気ゲーム「モンスターハンター」シリーズ最新作「モンスターハンター:ワールド」。
発売3日間で500万本出荷とPS4タイトルでは過去最高の初動での販売本数をマークした。今回の「モンスターハンター:ワールド」は従来とは違いオープンワールド形式を採用したことにより移動がシームレスになり、モンスターたちの生態系がよりリアルに描写されるなど、様々な点が新しくなっている。
モンスターハンターシリーズは近年携帯ゲーム機に対応したソフト展開が多かったが、海外ではHD据え置き機の売上が高いため、今回の新作は海外マーケットでの展開も見越してプラットフォームを移動したものと見られている。
そんな「モンハン」シリーズ最新作の海外販促イベントとして、開発社であるCAPCOMの英国子会社CE Europe社は1月29日に「リアルモンスターハンター」を探すイベントを実施すると発表、賞金として5万ポンド(約764万円)を拠出すると述べている。
ここで言う「モンスター」とは、ゲーム中に出てくるものではなく、実在しているのかいないのか分からない「未確認生物」のこと。ご当地スコットランドのネス湖に生息するという「ネッシー」を始め、「ビッグフット」「モンゴリアン・デス・ワーム」「人魚」「イエティまたはアルマス」「ブラックドッグ(Earth Hound)」「チュパカブラ」「フライング・スネーク」「ヨ−ウィ」「オウルマン」の捕獲を試みようというものなのだ。
今回の「リアルモンスターハンター」イベントの期限は今年6月30日、それまでに上記の未確認生物のいずれかに関して、存在を証明できる証拠や情報が寄せられた場合、世界最大の未確認動物研究グループThe Centre for Fortean Zoologyと共にCAPCOM側も精査。実在している証拠と認められれば賞金が授与されるという。なお、参加資格はイギリスに居住している18歳以上の人とのことで、残念ながら日本人の参加は不可能となっている。
現在CAPCOMは海外向けのプロモーションも精力的に行っており、特に今作の「モンスターハンター:ワールド」は海外のコンピューターゲーム見本市であるE3にて先行発表するなどかなり力が入っている。今回のプロモーションも多くの人に興味を持ってもらいたいというキャンペーンの一環とのこと。
近年ネス湖のネッシーは目撃証言が増えている事もある。もしかすると、この企画で本当に存在が立証できてしまうのかもしれない?
(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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