欧米で「小さな奇跡が起きた」として注目を集めているペットが存在する。
イングランドのコーンウォールはペンザンス在住のヘイゼル家で飼われているウサギのフラフ(Fluff)である。このフラフの頭にある日、綺麗な十字型の模様が浮かび上がったというのだ。
折しも発見されたのは昨年の12月、クリスマスの数日前だった。それまでは家族の誰もがフルフの毛並みが変わっていた事が解らなかったという。
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クリスマス目前でペットに起きた異変だったため、近所の人らもフラフを見にやって来たそうだ。その内の一人がフルフの模様を見て「キリスト教の聖人である聖ピランの十字架のようだ」と称した。
聖ピランはコーンウォール地方全体の守護聖人であり、錫堀りたちの聖人とされている。聖ピランの旗は黒地に白十字であるため、フラフの黒い毛皮に浮かんだ白い十字型の模様はまさしく瓜二つという事になる。そのため、「小さな奇跡がウサギに起きた!」と話題になったのだ。
ちなみにウサギは種類によっては換毛期に様々な模様が現れる。全身の色が完全に変わってしまうものや、ブチの形が変わってしまうものもあるため、今回のフラフのケースも珍しいがあり得ないケースというわけではないようだ。
フラフの飼い主であるヘイゼル家の人々は、フルフの話題がかなり大きくなっているため、家に見物人が大勢やって来ないか少し不安になっていると述べている。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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