妖怪・幽霊

刑務所の廃墟で鮮明な幽霊の姿が撮影された…最後に死刑にされた囚人!?

多くの人が死を迎えたり、負の感情が満ちている場所は、廃墟になると高確率で心霊スポットになるようだ。特に海外では、廃病院や閉鎖された刑務所などが心霊スポットとして名高い。

こちらの画像はイギリスはコーンウォールに存在するボドミン刑務所にて撮影されたもの。廊下の奥に黒い影が存在している。ぼんやりした影ならは様々な心霊写真や心霊動画でもよく見るものだが、こちらは表情や髪型が見てとれるほど顔の部分がはっきりと写っているのだ。

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この写真はボドミン刑務所を調査に訪れた民間の心霊調査チームが撮影したものだ。彼らはこの人影が、ボドミン刑務所で最後に処刑された男ウィリアム・ハンプトン(William Hampton)の霊である可能性が高いと考えている。

St ErthのWilliam Hamptonは1909年6月24日にボドミン裁判所にて殺人の罪で有罪判決を受け、死刑判決となった人物だという。

彼はアメリカで数年働いた後、コーンウォールに戻った24歳の時に、村に住むEmily Tredea(16歳)と出会い、1908年に婚約した。しかし、数ヶ月後に婚約破棄を告げられ、逆上したウィリアムは彼女を彼女の家で絞殺したという。




彼は現場から逃げ出した後、警察に逮捕され死刑判決を受けた。彼の処刑は1909年7月20日に執行されたが、これがボドミン刑務所の最後の死刑執行例となった。

ボドミン刑務所は1735年に設立され、1909年に終業するまで多くの囚人を収監し、8人の女性を含む60人の処刑が行われた。20世紀初めには完全に閉鎖され、1929年に売却。現在では英国最恐の心霊スポットとして知られている。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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