すっかり日本の風習として定着した感のある恵方巻を食べる習慣だが、毎年1月の終わりになると、スーパーやコンビニでポスターが貼り出されて縁起物として恵方巻が猛烈にプッシュされ始める。
以前、アトラスでは恵方巻の発祥として関西地方の色街の習慣として始まったという情報を紹介させていただいた。事実、恵方巻を口に頬ばって食べる仕草は、遊女が客のイチモツを加える仕草からきていると言われる。
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この恵方巻のセールス戦線は、毎年加熱しており、あるコンビ二などは社員や加盟店のオーナーに、膨大な数の恵方巻ノルマが与えられる。
ノルマを達成するために、家族や友人、同級生、親戚などを総動員し数十本の責任本数をクリアするという。
無理して個人で何10本買って、食べきれず、結局廃棄に出してしまうことも珍しくないという。それにしても、恵方巻が数10本ゴミとして出されると考えただけで少々寂しい気がする。
残飯大国日本、縁起物を食べずに捨てるとはなんとも罰当たりなことだ。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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