下の動画はマレーシアにてある男性が撮影したものである。
車通りも全くない夜の高速道路で、エンジンを噴かせながら調子を確かめる男性の様子が撮影されている。すぐ横には中央分離帯があるので停車するには危険なようにも思われるが、反対側の車線含めて全く車の通る気配がないため停車したものと考えられる。
NO rider ‘ghost motorbike’ travelling along deserted motorway
カメラは男性とバイクの様子を捉えているのだが、中央分離帯の向こうにある対向車線にある物体が出現し、横切って行く。路肩を走り抜けていく一台のオートバイクがなのだが、よく見るとそのバイクには誰も乗っていないのである。無人のバイクはそのまま対向車線を走り抜けて消えていってしまう。
実に奇妙な光景を捉えたこの動画は、Youtube等のネット上に掲載されるや否や24時間で13,000シェアされ、再生回数は150万に到達した。
視聴した人々からは「幽霊が運転しているのではないか?」「バイクに乗っていた際の交通事故で亡くなった人が、警告のために現れたのでは」等のコメントが寄せられていた。
勿論中には冷静な意見もあり、「前方で事故か何かでライダーが落ちてしまい、バイクが慣性で走っているだけなのではないか」とする意見や、「角度や格好の問題でたまたま見えなかっただけ」「上手く隠れるようにして運転している、トリック動画ではないか」等の意見も出てきている。
アトラスでも過去に高速道路を無人のオートバイが走り抜けていく様子を捉えた動画を紹介している。
この時も幽霊が運転しているのではないかと騒ぎになったが、実際には事故で運転手がバイクから落ちた後も、ギアが入っていたままだったため慣性で動き続けたものと判明している。
果たして今回の動画に捉えられたバイクはどうなのだろうか。真相が明らかになる日はそう遠くないと思われている。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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