今年10月のこと、天台宗の尼僧さんから比叡山延暦寺律院に叡南俊照大阿闍梨様がいらっしゃると聞いた。ご祈祷の力たるや大変なものだと聞いて、筆者は無性に会いたくなった。
毎朝11時からご祈祷をしているらしいが、多忙なため行くことを先延ばしにしていると、まるで神仏からの「早く行きなさい」と言うようなちょっとしたシンクロ現象があった。
FM東京の高橋みなみさんの番組に呼んでもらい、オンエアー以外の時間に高橋みなみさんやスタッフとパワースポットの話をしていたところ、いきなり放送作家の女性が律院の話をしはじめたのだ。
筆者が律院を気にしていることを知らないはずなのに、なぜなんだろう…と疑問に思っていると、驚くべき体験談を話し始めた。
恋愛成就に関してご祈祷して頂いたところ、なんと3日後にプロポーズされたというのだ。
凄過ぎる。
やはり、これは早く来いという神仏のお導きではないだろうか。
早速、京都行きの手配をし、かみさんと前乗りで取材旅行に出かけた。当日は現地で弊社の霊感風水師のあーりんも合流。律院の門をくぐった。
観光寺でなく、あくまで悩む人々を救う信仰の寺であり、ストイックな雰囲気が溢れており、古風な佇まいがなんとも言えない。
ご祈祷をして頂いている最中、厳かな雰囲気に心地よく酔わせて頂いた。
幸いご祈祷の前に少し大阿闍梨さまと話せる時間を頂いた。とても優しい物腰で、親しみを、感じさせるお人柄だった。
ご祈祷の後は精進料理を頂き、先祖供養してから帰路についた。仏教の真髄に触れたような１日だった。
また、大阿闍梨様にお会いしたいものだ。
（山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
