ケネディ前駐日大使が本国へ帰国した後、後任に就任したのがウィリアム・F・ハガティ駐日大使だ。トランプ大統領の覚えも良いキレ者だという噂がある。
アメリカ駐日大使は、都内にある大使公邸に住んでいるが、男女2人づつの4人の子持ちのハガティ夫妻は巨大なクリスマスツリーを飾っている。
そのクリスマスツリーには人型のクッキーであるジンジャーブレッドマンが子供たちの手でたくさん飾り付けらている。
そんなジンジャーブレッドマンがある日突然大量に消えてしまったのだ。これは一体どういうことだろうか・・・。
不思議な事件に一家が首をひねってると、意外な犯人が浮上した。
ハガティ家の去年のクリスマスプレゼントだった一歳ニか月の愛犬クロスピーが犯人だったのだ。おいしそうな匂いに我慢できず、クロスビーは自らの口が届く範囲のジンジャーブレッドマン40体をイタズラで食べてしまったのだ。
ちなみにジンジャーブレッドマンをツリーに飾った始まりは、ヘンリー八世が風邪の予防のためにジンジャー(生姜)を食べることを推奨したことに由来すると言う。
つまり、ジンジャー入りのお菓子を食べることによって、クリスマスに無病息災を祈るというわけだ。
他にも貧しい家庭がケーキを食べられないために、ジンジャー入りのお菓子を食べたという故事に由来するとも言われている。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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