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現代のストーンヘンジ、人類発展の指標!?「ジョージア・ガイドストーン」

アトラスでは、イギリスはドーセット地方のストーンヘンジや中東のストーンヘンジしかり、ロシアのゴルナヤ・ショリアなど、巨石を用いて築かれた謎の遺跡について紹介してきた。

これらの遺跡は研究が進んでいるものの、現代でも誰が何の用途で築いたのか不明な点が存在する遺跡となっている。だが、このような謎の巨石建造物が現代でも築かれた事例が存在したと言うと驚くだろうか。

アメリカはジョージア州エルバート郡の小高い丘に築かれた「ジョージア・ガイドストーン」がそれだ。

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このモニュメントは高さ約6mの花崗岩でできた石版で出来ており、中央に設置された一枚の石版を4枚の石版が囲み、その上に1枚の石版が屋根のように重ねられている。この4つの石版には「人類発展のための10のガイドライン」が8つの言語で書かれている。そして、屋根の石版には側面にヒエログリフなど4つの古代言語で短いメッセージが刻まれている。

このジョージア・ガイドストーンは1979年6月、R.C.クリスチャンという人物によって業者に発注され、翌1980年3月22日に大勢の人の前でお披露目された。

しかし、用途も何もかもが不明であり、刻まれた「10のガイドライン」の文面がキリスト教の教えに反するという意見や製作者は薔薇十字団やフリーメイソンなど秘密結社に属するものに違いないなどの説が出てきて、観光地となると同時に批判の対象ともなった。

現在でも、ガイドストーンは時折落書きや汚損などの憂き目に遭いながらも、現代のストーンヘンジとして多くの人の注目を集めている。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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