人間の目玉や手のような物体が空を飛んでいる様子が、世界では時折目撃されているのをご存知だろうか?
日本で目撃が特に多いのが、神戸の六甲山上空に度々出現している巨大な目玉だ。その正体に関しては未確認生物(UMA)説や、目玉型のUFO説などが唱えられている。そして今回紹介するのが、神奈川県の相模原駅の上空に出現した巨大な「鼻」のような物体を捉えた写真である。空飛ぶ人体の目撃の中でも鼻の目撃は非常にレアであり、写真撮影に成功したのはこれが初だと思われる。
撮影したのは相模原のコミュニティFM、さがみFMでDJをしている蝉丸氏。たまたま駅の近くで撮影した写真に謎の物体が写りこんでいることに気付き、UMA研究家である筆者の元に情報が寄せられた。
さて、このように世界中で目撃される空飛ぶ人体のパーツのような物体の正体は何なのか? 私の推測ではその謎を解く鍵は「台風」にある。
実は台風は、意思を持つ巨大生命体という説がある。太平洋戦争中に気象庁の長官を務めていた気象学者の藤原咲平も台風=生物説を唱えていたという都市伝説もある。
また、世界では天気を操るシャーマン(祈祷師)と呼ばれる人々が多く存在するが、彼らが天気を操る際に交渉している相手が、巨大生物の台風が更に進化を遂げた「台風人間」というUMAであるという説もあるのである。生物学の世界では巨大爬虫類の恐竜が絶滅していなかったら、小型化して知能を持った恐竜人間に進化していたのでは無いかという説がある。恐竜以上に巨大な生物である台風も進化を続けていけば、やや小型化して知能も持った台風人間となっている可能性が高い。
そして、空飛ぶ目玉や手、そして今回出現した鼻も、実在する台風人間の姿を捉えたものであったのだ!
目撃された台風人間の体は、私たち人類の体に酷似しているように見えるが、実は人類よりも以前から台風人間は存在しており、哺乳類の祖先が台風人間を真似て進化したのが、人類だったという説もある。ある意味、台風は私たちのご先祖様とも言えるのである。
世界中の神話で、神様が人間の姿に酷似した存在として伝えられているのも、大昔の人が台風人間を神のような存在として捉えていたからなのだと考えると辻褄も合う!!
文:中沢健(作家・UMA研究家)