abemaTV「72時間ホンネテレビ」が大好評の中、無事に終了した。
アトラスではこの番組になぜか吉本芸人が参加していない問題、稲垣・香取・草薙の3人組のバックアップを鈴木おさむがしていると言うデマ等について報じてきた。
番組内では様々な企画があったが、中でも話題になったのは稲垣吾郎の結婚式である。当然本物の結婚式では無いのだが、数十人の有名人立席のもと派手やかに行われた。
この披露宴に出席した有名人のメンツが問題である。
いずれも、サイバーエージェントが経営するアメーバブログをやっている人気ブロガーたちである。当然全員がブログに書く。このことによってものすごい波及力で情報が広がる効果を狙ったのであろう。
しかし、もはやアメーバブログそのものが既に巨大な芸能プロダクションのような形態になっているという推論もある。
例えば、人気ブロガーの「あいのり」の桃や料理研究家のみきママなど、マスコミ露出が多い割には芸能事務所に所属していないのだ。
連絡窓口は半分アメーバブログになっているようで、ある意味アメーバブログこそが巨大な情報発信基地であり、芸能プロダクションとなっているのである。そのアメーバブログのスターたちが稲垣吾郎の披露宴に出席したことでどれだけの影響力があるかは容易に推知できるはずだ。
そしてこのことは芸能界への宣戦布告だと言う指摘がある。
当然アメーバブログとAbemaTVは同じ会社、サイバーエージェントの資本下にある。ブログとウェブテレビ、これが連動して動くとなると、考えようによっては既存の芸能界にとっては恐ろしい存在であるはずである。
年々出演に対するギャラが下がっていく一方のタレントにとってもブログとウェブテレビだけで十分に収入が上がり、情報発信能力も下手なテレビよりもある。これは一種の21世紀型の芸能プロダクションではないだろうか。
吉本興業などの大手事務所が警戒しているのは、この辺のアメーバブログとabemaTV の芸能界における今後の影響力の大きさではないだろうか。
（大山朱紐 ミステリーニュースステーションATLAS編集部）
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