英国立公文書館は、2009年3月22日に館内で保管している1987年から1933年にかけて国防省で記録したUFO(未確認飛行物体)の目撃事例1200件をディスクロージャーした。
元々は、国防省所管の文書であったが、公文書館へ移管され、今回の公開が実現したのだ。これは大変喜ばしい事である。
幾つかのエイリアンとの接触事例が公開されているが、最も際立った事例は、1989年英国の南東部ノリッジでの接近遭遇である。
犬の散歩をしていた女性が、自宅付近にある運動場で飛行服姿に身を包んだ怪しい男性から声をかけられた。この男性は北欧なまりの英語を使い、別の惑星からやって来たと説明したという。
女性はこの奇妙な男性と約10分間の会話を行ったが、男性が醸し出す得体の知れないムードに、突如恐怖を覚えた。耐え切れなくなった女性は自宅に犬と共に逃げ込んだ。
その直後、木立の向こうから巨大なUFOが上昇して行ったという。
アトラスでも紹介した「レンデルシャム森事件」を始め、イギリスのUFO事件は宇宙人と接触し、会話に成功したという報告が多い。
しかし、荒唐無稽に思える点や検証を必要とする点も多いためか、近年では公開予定であった政府のUFO機密情報の開示が保留されるケースも出てきている。
英国政府の更なる情報開示を願ってやまない。
(監修:山口敏太郎/飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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