アトラスでも報じたが、カワウソの再発見は大きなニュースになった。
実は先日、他にも生物学な大発見があった。
先月、富山大学の富山湾における調査により水深200メートルから300メートルにかけて広範囲にわたり新種のクリオネが生息しているのが確認された。
今まではクリオネと言うと北海道のオホーツク海に生息しているのみであった。昨年発見された4種類目の新種のクリオネに続き、5種類目のクリオネとなる。
オホーツク海に生息しているクリオネと形状は違い、繊毛のようなもので海中を泳いでいる。また、天使のような可愛らしい形状ではなく、ずんぐりむっくりの体をしているのだ。
クリオネの生態は詳しい事は分かっていない。餌を捕食しなくても1ヵ月以上も生きることが可能だ。巻貝の1種であり幼い頃は貝殻を持っているが、成長するにつれ失われる。寿命は2~3年とされており、まだまだ未知数の部分が多い。
今後のクリオネの研究に注目したい。
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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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