マレーシアのある一家が原因不明の火事に襲われているという報道され、現地に不安が広まっている。
この一家はマレー半島東岸に位置するコタバル市の北にあるパンタイチャハヤブラン近郊Kampung Penambang Masにて小売業を営んでいた。しかし、ある時から数ヶ月にわたって家の周辺で謎の出火が起きるようになり、ついに木造の家や財産、商売道具などが焼け落ちてしまったのだという。
しかし、怪現象はこれだけでは終わらなかった。家が焼失して暫くはおさまっていたものの、先週の金曜日に一家の避難先でも謎の不審火が発生。家の各所で発生した小火は5箇所にも及び、かけてあった服や礼拝用のじゅうたん等が燃えていたという。
幸い消火には成功したものの、近所の人はこの騒動で一家を気味悪がってしまい、自分の家まで火事で焼け落ちてしまってはたまらないということで、一家の避難を受け入れない人まで出てきてしまったという。
一家は宗教的な専門家や祈祷師などに鑑定を頼んだが、原因は不明のまま。
果たして、一家を襲う怪火の原因は何なのだろうか。
超能力の中にはにはその人の周囲で自然発火が起きてしまうという発火能力(パイロキネシス)を持つ人もいると言われているが、今回の場合が当てはまるかはまだ分かっていないという。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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