芸能都市伝説

ゆうたろうの石原裕次郎のものまねは運命だった!? 





石原裕次郎のモノマネを得意(?)とするゆうたろう。

彼はもともと芸人志望ではなく演歌歌手のマネージャーであったという。

ゆうたろうがマネージャーを勤めていた歌手は吉永加世子。彼女はゆうたろうの妹である。ゆうたろうの妹は、デビューはしたものの売れない日々が続いていた。そんな中、当時から裕次郎にやや似ていたマネージャーのゆうたろうは、次第に芸能関係者から「デビューしてみないか?」と誘われるようになる。

交渉の結果「ゆうたろうを営業で使う時は妹も使う」という、芸能界史上ない「マネージャーのバーター」の条件付きでものまね芸人「ゆうたろう」はデビューしたのだ。

これは奇しくも本家、石原裕次郎がデビューする際に兄である石原慎太郎が出した条件(「弟を使ってくれ」の一言で映画出演)と全く同じシチュエーションである。

兄・弟という違いはあっても、ゆうたろうはやはり石原裕次郎に「そっくり」だったのだ。なお、ゆうたろうはドラム演奏を得意としているがこれはドラム奏者でもあった石原裕次郎を真似たものではなく、もともとの趣味で本人曰く「裕次郎さん(のものまね)より長い」とのことである。

また特技は、パチンコでその知識は芸能界一だという。パチンコ番組に登場する際は目がパチプロの目になることが多いので要チェックだという。

文:空桶右太衛門

写真は「オフィス・アズワン」公式サイトより