10月1日、TBS系列で放送された『キングオブコント』に出演したお笑いコンビ「ゾフィー」が同番組で披露したネタが波紋を呼んでいる。
彼らのネタは高校生の息子と父親が登場するコントで、母親が家出した理由を息子が父親に問いただすというもの。そのコントのなかで息子は母親のことを「メシ作る人」「メシの人」と呼ぶ場面があるのだが、これが視聴者の間で「不愉快」「男女差別ではないか」と議論になっており、放送から2日たった今も総動が収まっていないという。
ゾフィーはお笑い界では近頃珍しく、芸能事務所に所属していない完全フリーの芸人ということで注目を集めていたが、今回の騒動による影響で彼らの将来を危惧する声も相次いでる。
またこれは都市伝説的な流言であるが、今回の騒動は彼らのコンビ名、「ゾフィー」にまつわるジンクスではないかとウワサされている。
「ゾフィー」といえば、世間一般的にはお笑い芸人よりも特撮ドラマ『ウルトラマン』に登場するヒーローが知られている。
ゾフィーは主役のウルトラマンがピンチの時のみ登場する、脇役のウルトラマンではある。しかし、その独特の立ち位置から特撮好きの間ではファンの多いキャラクターである。
そのゾフィーにはファンの間で「ファイヤーヘッド事件」と呼ばれている伝説的なエピソードがある。
『ウルトラマンタロウ』の第18話「ゾフィが死んだ!タロウも死んだ!」(原文ママ)というエピソードではタイトル通りゾフィーが死亡してしまうのだが、劇中ゾフィーは怪獣の吐く炎が頭に引火し、(着ぐるみが)燃えてしまうという衝撃的なシーンが登場する。
その一件以来、ゾフィーはネットを中心に「ミスターファイヤーヘッド」「炎のウルトラマン」と呼ばれている。
そのため、今回のお笑いコンビ「ゾフィー」の炎上事件は元々、炎と縁のあるゾフィーの名をコンビ名につけたことによる「ゾフィーのジンクス」が巻き起こした悲劇ではないかとの見方もある。
なお、余談ではあるが『ウルトラマンタロウ』でゾフィーの着ぐるみが燃えるシーンはハプニングではなく、あらかじめ予定されていた演出だったという。
そのため、当時撮影現場には消化器が10本以上用意され、中に入ったスーツアクターがヤケドを負わないよう緊張した雰囲気で行われていたという。
(文:穂積昭雪 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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