今年2017年はイギリスのダイアナ妃が亡くなって20年の節目の年だった。
多くの人に愛されたダイアナ妃の死に関しては、当初から不気味な噂がささやかれていた。「奇妙な話 偶然の一致篇」(河出書房 2002年11月1日)「超偶然のミステリー」(大上和博 青春出版)からのその恐るべき偶然を説明しよう。
「英国の薔薇」と絶賛されたダイアナ妃だが、1997年8月31日、彼女は不幸な交通事故死をとげてしまう。この死に関して、数字13番が不気味な符号を示しているのだ。ダイアナ妃が乗っていた車が激突したのは、トンネルの入り口から数えて13番目の柱であった。
また、この事故の現場には恋人のアルファイド氏がダイアナ妃に贈った婚約指輪が転がっていた。しかもこの指輪は13万ポンドという価格であった。またダイアナ妃の葬儀は9月6日にウエストミンスター寺院で行われたが、その葬儀でブレア首相が聖書の一説を朗読したのだが、この一節「コリント人への第一の手紙」と呼ばれる部分であり、深新約聖書の第十三章第十三節であった。
ダイアナ妃の死は数字の13によって操られていたのだ。
ちなみにこの13番という数字は英国王室にとっても不吉な数字であり、かつてエリザベス女王の妹であるマーガレット王女が生まれたとき、役所の出生届の記載欄が13番目になってしまうということで、4日待って次の人の届出が出た後、14番目に記載したほどである。
ダイアナ妃も、英国王室のジンクスに囚われてしまったのだろうか。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©PIXABAY
科学では説明できない奇妙な話 偶然の一致篇 (KAWADE夢文庫)
超偶然のミステリー―誰にも説明できない不思議な話 (青春BEST文庫)