昨夜放送されたTBSラジオの人気番組『深夜のバカ力』にて、伊集院光がユニークな仮説を紹介した。
鵺(ぬえ)の正体が、実はレッサーパンダだと言うのだ。
鵺とは平安時代に現れたとさるる妖怪で、その姿は、猿、虎、蛇、狸のパーツが、合わさって生まれたキメラ生物だと言われている。
もちろん、伝説の存在ではあるが、その正体には諸説ある。
申年、巳年、寅年というふうに複数の人物の干支をモデルに創造されたという説。
鵺のネーミングの由来となった鳥の一種ヌエが奇妙な声で鳴いてる様がモデルになったという説もある。
伊集院が指摘したレッサーパンダ説はなかなか面白い。
古代の日本にはレッサーパンダに似た生物がいたようで、その生き残りが平安時代までいたとしたら可能性はありうる。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 ①「京都 鵺 大尾」(「木曽街道六十九次」の内、歌川国芳画、嘉永5年(1852年)10月)ウィキペディアより、②©PIXABAY