1995年にイギリスのスタッフォードシャーにて、レモンのような頭をした宇宙人による地球人誘拐未遂事件があった。
この知られざる拉致未遂事件は、2009年8月にイギリス政府がディスクロージャーした800件の事件のうちの一件である。特に興味深いのは、宇宙人の頭部がレモンに似ていた点である。
このナイナイ岡村扮する「おかレモン」のような宇宙人は、「我々は貴方がたを必要としております。私たちと一緒に来てください」と言って少年たちを連れ去ろうとした。
しかし、少年たちは宇宙人を振り払い逃走。警察に出頭し、UFOのスケッチを描き、自分たちの体験を報告したが信じてもらえなかったという。
この時に書かれたUFOに似た物体は、1994年にイギリスで開催されたロックイベント「グラストンベリー・フェスティバル」の上空にも出現したという。
宇宙人はロックにも興味があるのであろうか。
宇宙人による人間拉致はここ数年で新しい側面を見せている。2008年頃から、宇宙人によって火星に囚われている人物がメールで助けを求める事例が報告されている。
この奇妙なメールの差出人は「Major Greg Boner Moyo」という、南アフリカ出身の人物であり、NASAの業務の関連で火星で勤務していたという。この勤務中に火星人から肉体的な苦痛を与えられ、不治の病になってしまった。現在、彼は火星の首都「zhwrong」の病院にて治療中だが、もはやあとわずかの命しかないというのだ。
どうやら、このメールは性質の悪い悪戯メールだったが、21世紀らしい拉致報告の新しいバージョンである。
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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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