世の中に出回る宇宙人を捉えたとする衝撃動画や画像の数々には、フェイクとされるものも少なくない。
例えばこちらの写真を見たことのある人も多いのではないだろうか。こちらの写真はアメリカにて1996年にジョナサン・リードが遭遇した宇宙人の死体とされるものだ。
彼は愛犬と森を散策中に宇宙人に遭遇。威嚇した犬が宇宙人によって「粉のように」消されてしまい、身の危険を感じて追い払おうと木の枝を振り回したところ、打ち所が悪かったのか宇宙人は死んでしまった。彼は宇宙人の死体を持ち帰り、証拠の写真や動画と共に保管していたのだが、“黒ずくめの男たち”MIBに脅されいつの間にか手元から消えてしまったという。
今回の写真は、リード氏の近所に住んでいた消防士の男性が撮影していたものだという。といっても、実物を見せられた訳ではなく、携帯電話で見せられた写真をさらに携帯電話のカメラで撮影したものだという。
これが本当であるならば、紛失してしまった原本に近いデータとなるが、真偽についてはやはり疑わしいとする見方が強いようだ。
宇宙人の画像が写し出された携帯電話の画面を接写したそうだが、そもそも携帯電話の画像ならメール等でデータをそのまま送って貰えればいいはずだ。
この画像を分析した人者は、今回の画像が元の画像ではないため、EXIFデータからリード氏の宇宙人写真がフェイクであるとは断定できないとしつつも、これらの画像は映画などの作品の中で小道具として用いられるはずだったものである可能性が高いと述べている。
携帯電話が解るように撮影したのも、信憑性を高めるためだと思われるが、宇宙人のエピソードをうまく作ることができなかったためにフェイクとしても微妙な出来になってしまったのではないかと考えられるそうだ。
関連動画
Injured Alien examined by Dr Jonathan Reed
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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