イギリスには「英国のXファイル」とされる、イギリス空軍のUFOに関する報告書類が存在している。
そこには軍用レーダーでUFOが7時間にわたってUFOがどのように発見されたか等が明記されていたが、同時にUFOの存在が隠蔽された様子も記されていたという。
問題のUFOに関する報告書類は1996年10月5日に複数の人々がスケグネス海岸上空に回転するUFOを見つけた事から始まる。
その物体は赤と青のライトを点滅させながら回転して飛行しており、警官を含む複数の人物が目撃し、複数の軍のレーダーも物体の姿を捉えていたという。正体は不明だったが、7時間にわたって物体は軍のレーダーに検出され続けていたそうだ。
地元でも多くの人が目撃していたため、新聞社はこのUFO事件を報じたが、レーダーが7時間追跡して正体が不明だった事などは公にされなかった。その裏には、追跡したものの正体が掴めなかったという事実から、騒ぎが大きくなって国民が不安がったり、国防能力に対する不信感を抱かせないようにするという懸念があったと見られている。
これらの事実を裏付ける証言は退役した元英国軍関係者らから出てきており、彼らによれば「イギリスで起きたUFO事件には、他にも軍が情報操作に関与していたものが複数存在していた」という。
表向きは前述の通り、一般市民の混乱を防ぐためだったそうだが、もしかしたら更に裏の理由も含まれていたのかもしれない、と語る軍関係者もいる。
国や軍がUFOの情報をひた隠しにする理由は何なのか。これらが明らかになる日は来るのだろうか?
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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