こちらは8月29日に台湾の新竹で撮影された映像だ。
地面には絡み合った黒い枝や蔦のようなものが存在している。一見枝の塊が落ちているように見えるが、少し刺激を与えてやると、この黒い枝はうねうねと動き出すのだ。
全体を揺らし、ぎこちなく動く様子は生物にも、ぜんまい仕掛けの生物のようにも見える。
発見者であり、この動画を撮影した女性はあまりの不気味さに「ショックを受けた」と証言しており、また「このような物体はこれまで一度も見たことがない」とも述べている。
あまりにも奇妙な物体だったため、彼女は広く情報を求め、正体を知るためにSNS上に動画を公開することにした。この映像は短期間で多くの人の注目を集める結果となり、この生物の正体についても多くの仮説が示された。
現状ではハリガネムシなどの寄生虫が集まっていた様子ではないかとする説が強いという。繁殖するために宿主に寄生している虫同士が引き寄せあい、絡み合った結果このような形態になったのではないかとする意見が出ている。また、「突然変異種の寄生性線虫」とする説も存在している。
いずれも非常に変わった特性を持っているように思えるが、地球上に存在する生物なのは間違いないようだ。
今後、この生物が新種なのかどうか専門家の判断を仰ぐ予定だという。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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