心霊関係のテレビ番組で、ロケに向かった撮影クルーが心霊現象に遭遇すると言う展開はありがちなものだ。時にはやらせを疑われることもあるが、その一部始終が複数のカメラに捉えられていたとして話題になっている。
22日土曜日、イギリスはポーツマスに存在する幽霊が出ることで有名な砦のウィドリーにて、心霊研究団体の調査が行われていた。
全員が幽霊を信じている訳ではなく、懐疑的なスタッフも存在していた。だが、そんな超常現象を信じていなかったカメラマンが撮影中に異変を訴えたのである。
彼らが撮影していた定点カメラの映像には、「何かが触れた」と叫ぶカメラマンと、笑っているスタッフの様子が映っている。
だが、カメラマンは「何者かが背中に触っている」と動揺した様子を見せ、やがて痛みを訴えて周りを見回したり、パニックに陥った様子を見せるのである。
他のスタッフは冗談だと思っていたようだが、カメラマンはやがて痛みを訴えて撮影どころではなくなってしまうのである。
「何かが背中を強く引っ掻いている、痛い!」
異変を感じたスタッフの一人がカメラマンの背中を調べて怪我がないかどうか確かめてみたところ、確かにカメラマンの背中には左脇腹から背筋にかけて斜めについた3つのひっかき傷がついていたのである。
その傷は暗視カメラでも確認できるほどくっきりと浮かんでおり、とても何かのはずみでついたようには思えない。また、この一部始終は定点カメラで別角度からも撮影されており、誰もカメラマンには近づいたり、物がぶつかったりしていた訳ではないことが解っている。
果たして、この傷をつけたものは何だったのか。やはり、この砦に潜む幽霊だったのか、だとすれば撮影に入ったクルーを攻撃していたことから悪霊が住み着いていたということなのだろうか?
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Espírito ataca operador de camera
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©spriteam youtube