霊能者にして民間の心霊研究家である二人組が、イギリス・リーズ市立博物館にて超常現象関連番組の撮影を行っていたところ、実際に奇妙な影が捉えられてしまうという事態が起きた。
今年3月、超常現象TV番組(Image:Mercury Press and Media Ltd)が撮影されていた時の事。彼らは博物館内に、心霊現象や超自然的な現象が発生した際にはアラームが鳴って知らせる専用の機器を設置。撮影中にアラームが鳴ったため、彼らは現場に急行。
彼らがカメラを回していると、正体不明の黒い影が床に写り込み、移動していく様子が捉えられたのである。
この影の位置からすると、影の主は彼らの背後から見下ろす形で存在しており、また背後にある照明によって影が床に写ったように考えられる。しかし、撮影時は彼ら以外に外部の人間は存在していなかったし、動画を見てもわかる通り照明はほとんどなく、影を生じさせるような光源は存在しなかった。
撮影した心霊研究家らは、今回撮影された黒いフードを被った人物がこの博物館に遺物が展示されている古代エジプトの司祭の幽霊であると考えている。
リーズ市立博物館には3000年以上前に死亡したエジプトの司祭ネシャムンの石棺が存在している。問題の影はまっすぐ動いて、右の方向にあるネシャムンの墓の中に入っていったからだ。
ネシャムンのミイラとその遺物は1823年にリーズ市立博物館に移され、英国に補完されている有名ミイラの1つとして広く知られている。
この博物館では、他にも心霊現象が報告されているという。更なる調査を行うことで、心霊現象の正体が掴める日が来るかもしれない。
(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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