世界中のどこかでで日々目撃されるUFO。その目撃証言をみていくと、大半は典型的な土星型やアダムスキー型のような機械的なものなどではなく、発光体であるケースが多い事が解る。
今年の5月23日、アメリカはアイダホ州在住の人物が目撃したUFOもまた、光るオーブのような複数のUFOであったという。
同日午後10時15分ごろの事、目撃者はオレンジ色に輝く3つの長方形の光が空に浮かんでいるのを発見。
3つの光る物体はそれぞれスムーズに水平移動を繰り返し、左右の発光体が中央の発光体と合体しては点滅するのを繰り返していたという。やがて3つの発光体は1つの大きな火の玉になり、空が大きくオレンジないしは赤い光で明るく照らされた後、姿を消したという。
この情報が持ち込まれたアメリカの民間UFO研究機関である相互UFOネットワーク・MUFONの現地調査によれば、目撃者への聞き込み等から問題の発光体が標高500フィート以上に浮かんでおり、雲等によって姿を消したりした訳ではないことが判明したという。
アメリカには今回のケースと類似したものに、夜間確認され合体や分裂を繰り返し消えてしまう怪火の報告例が存在している。これらの怪火は正体不明なものもあるが、単に遠方を走る車のライトを誤認したものという結論も出ていた。
今回目撃された発光体のケースも動きや特徴がこれらの怪火に似ていたが、出現場所を考慮するとはるか上空になってしまうため、車のライト誤認の可能性は低そうだ。
ということはやはり彼が目撃していたものはUFOだったのだろうか?
更なる追跡調査結果が待たれる所である。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)