UFO目撃の多くは一般人が偶然飛行中に発見するというのが普通である。しかし、中には軍のレーダーが発見し戦闘機が緊急出動したり、市民の目撃通報を警察が受けて現場に急行するというケースも存在している。
今月16日、イギリスのウェールズ地方ブリストルの街にて、警察のヘリコプターがUFOに遭遇、追跡するという事態が起きた。
目撃された時刻は午後9時30分頃、地上約300メートル上空を黒い円盤状の物体が飛行しているのを警察のヘリが発見。赤外線装置により、この円盤状の物体が熱を放っており、また風に逆らって動いている事が判明したので、追跡を試みたのだという。
上の画像はヘリの赤外線カメラが捉えたUFOの姿なのだが、確かに球形でややいびつな形をした謎の物体の姿が写し出されている。
夜間だったので、肉眼や通常のカメラでは確認するのが難しかったため赤外線カメラを使用して追跡したのだが、7分後に問題の物体は姿を消したという。
ブリストルは港町でもあるため、追跡していた地点から考えると湾の水中に潜ってしまったのではないかとも見られているようだ。
この物体が何だったのか、現在でも正体は不明であるとされている。風船などを追跡していた可能性も考えられるが、風に逆らって飛行していたことや、熱源反応があったことの説明がつかないため、今でも多くのUFO研究家が正体について検証を重ねている。
※画像は警察の公式ツイッターから
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)