6月30日、日本ビーチバレー協会は出場資格のあったビーチバレーボールの国際大会へのエントリー申請を忘れ大会へ参加できなくなった選手がいたことを発表した。
報道によると、出場予定だったのは6月27日から開催中のワールドツアーのクロアチア・ポレッチ大会で、同協会所属の男女ペア7名が今回のミスにより出場できなかったという。
日本ビーチバレー協会は「再発しないよう徹底する」とコメントしている。
なお、ビーチバレー協会にほど近い関係者の話によると、今回のミスに気付いたのは6月の後半頃で、出場できなかった経緯について、同協会は選手に「機械トラブルが発生し出場できなくなった」と嘘の説明していたという。
選手への謝罪、およびマスコミへの発表についてはその時点で行われなかったとのことで、このまま隠蔽される可能性が高かったが、開催中のクロアチア・ポレッチ大会で日本の有力な選手が出場していないことがファンの間でも騒ぎとなり、慌てて今回の「申請し忘れミス」を公表するに至ったと思われる。
通常ならば考えられない今回の世界大会エントリー失念事件。同協会には改めて批難の声が強まっている。
(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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