海外では、自分の子供の面倒を見てもらえるベビーシッターを雇う事が多い。
あるスコットランド在住の夫婦も、5歳と7歳の2人の子供の面倒を見てくれるベビーシッターを探している。その給料は$ 84,000(日本円換算で約930万円!)。なんとも破格の金額だが、条件があるという。
それは幽霊やポルターガイストを怖がらない、可能であれば退治できることだというのだ。
この両親は10年近く前に今の家を買ったのだが、そのときに周囲の人に「幽霊も一緒に買ったようなものだ」と言われたという。だが、そこまで不審なことは起きていなかったため、普通に生活していたという。
ところが昨年、雇ったベビーシッターが怪現象に遭遇して辞めると言い出した。なんと、1年で5人ものベビーシッターが同じ理由で早々に辞めてしまう。理由を聞いた所、全員が「幽霊がいる」「ポルターガイストが起きて気味が悪い」と答えたのだ。具体的な怪異は奇妙な音、ガラスがひとりでに割れる、家具が勝手に移動するなど。
両親は、自分たちが家にいない時に起きているため、実際にポルターガイストを体験している訳ではない。しかし、ベビーシッターらの証言が全員一致していたため、信憑性に足ると判断したという。
この両親は、仕事の都合もあるので急ぎベビーシッターに来てほしいと思っているそうだが、果たして希望者は現れるのだろうか?
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)