近年、ネットを中心に話題になっている未確認生物に「大根さん」というものがある。
よく、先が割れてまるで人間のような形になっている大根があるが、姿形は全くそのままだという。なお、顔らしきものはなかったそうだ。目撃者は「ある日、道端で見た」と語っており、よく見ようとしたが視界の端に写ったと思った所でサッとすぐに姿を隠してしまうので、恐ろしさよりもむしろマスコットのような印象を受けたという。
だが、目撃者は後日、姿は似ているが全く異質の存在と遭遇してしまう。同じ人形の先割れ大根のような物体なのだが、今まで目にしていたものと違い怒っているような雰囲気をまとって立ちふさがってきたのだという。しかし、その後にもう一匹の「大根」が出てくると、怒りも覚めたようで2匹の大根は連れ立って一緒に姿を消したという。目撃者は、今まで何度か目にしていた「大根さん」がもう一匹を連れていってくれたのだと思ったそうだ。
この話は、目撃した人物が自分の体験としてSNSで公開、反響を呼んだ。このユーモラスな謎の生命体の正体については、何らかの精霊や妖怪の類いではないかと推察されていた。
さて、この「大根さん」に似た未確認生物の目撃証言が海外から報告されている。
アトラスでも過去に報告した、アメリカのヨセミテ国立公園で撮影された「ナイトクローラー」または「スティックマン」と呼ばれている奇妙な人形の生物だ。夜間の監視カメラにその姿が捉えられていたものなのだが、先細りの2本の足でぎこちなく歩く様子はまさに歩く先割れ大根のようた。
と言うことは、海外で未確認生物とされたものが日本にも出没したものの、大根に似たその姿から「大根さん」と呼ばれるようになってしまったのだろうか?
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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