いよいよ2018年にモンスターハンターの新作が発売される。新しい作品に対する期待が高まっている。
そんな中で海外では、モンスターハンターに対する厳しい声も若干ある。それは動物愛護問題だ。モンスターたちをハンティングしていくのが、このゲームの醍醐味だが、その狩猟行為に対して欧米の動物愛護団体に名を連ねる一部の人間からクレームの声があがっているのだ。
狩猟民族の国家がいまさら何を言うのかと我々アジアの農耕民は思ってしまうのだが、そもそもモンハンは空想の世界である。空想の世界での空想動物のハンティングが”動物虐待”に該当するとは思えない。
だが、一部の狂信的な動物愛護者から言わせれば、例えゲームの中で生きる空想の動物を殺す行為であっても、繰り返すことで未成年の感覚がマヒし、リアルな世界でも動物殺しを行うようになるから、モンハンをやめるべきだと主張している。
かなりイチャモン臭いが、そのくせ「ゾンビ」や「テロリスト」を殺すゲームに狂信的な動物愛護者が反対の声をあげることは少ない。それは「ゾンビ」は動く死体であって”生き物”ではない。「テロリスト」は社会を混乱させ、不安する犯罪者なので殺しても問題ないという解釈らしい。
何やらダブルスタンダードのように思えてならない。この欧米諸国の矛盾こそが現在の地球の混乱と騒乱を生み出しているのではないだろうか。
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Monster Hunter World Reveal Trailer | E3 2017 Sony Press Conference
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©youtube, GAMESPOT, SONY PLAYSTATION