業界のウワサ

田中聖に橋爪遼…相次ぐ若手俳優の薬物トラブルは『白虎隊』の呪い!?

 俳優・橋爪功の息子で俳優の橋爪遼が6月2日、覚せい剤を所持していた容疑で警視庁築地署に逮捕された。橋爪は翌、6月3日に所属事務所を解雇。事実上の芸能界追放となった。

 また、今年5月にはKAT-TUNの元メンバー、田中聖が東京都渋谷区の路上で大麻所持の容疑で逮捕される事件も発生している。
 
 橋爪と田中の事件をきっかけに、現在、各芸能事務所のトップたちは自分たち所属の若手タレントやその周囲で覚せい剤使用の人間がいないか、更に警戒し始めたという。




 そんな中、橋爪遼と田中聖が共演した、とあるドラマが今、注目を浴びている・・・。

 それは2007年に東映とテレビ朝日が制作した大型ドラマ『白虎隊』である。

 単独での『白虎隊』のドラマ化は1986年以来約20年ぶりで、本作はジャニーズ事務所がキャスティングに全面協力、当時のジャニーズの中でも演技力に定評のある山下智久、田中聖のダブル主演という非常に力の入った一本だった。
 橋爪遼は山下・田中と行動を共にする白虎隊の隊士としてキャスティングされていた。

 ドラマの内容は非常に高く再放送もされたが『白虎隊』の制作後、田中・橋爪以外にも白虎隊士を演じた俳優たちにはこのドラマ以降に芸能界を引退したり、病気になって一時休業したりといった者が続出していたという。
 また、原作を担当した作家の内館牧子は2013年に自身のコラムが原因で裁判を起こされたりと『白虎隊』制作後、出演者・スタッフにはさまざまなトラブルが発生していた。




 白虎隊は10代の少年たちが自らの意思で「ふるさとの会津(福島)を守ろう」と結成された部隊である。高潔な志で結成された集団だけに自堕落な行動はご法度であったようだ。

 それゆえ、今回の『白虎隊の呪い』は「隠れて悪いことはできない」という教訓を我々に教えているのかもしれない。

(文:望月歌寿彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)

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