生放送中にとんでもないトラブルが起こることが多々ある。
1998年9月2日朝、フジテレビの人気番組『めざましテレビ』の「それ行け!キクマ」というコーナーで放送事故は起こった。
レポーターを務める菊間千乃(きくまゆきの)アナは、火災などの際に窓から脱出する器具をつけ、脱出するルポを行う予定であった。だが、その器具が作動せず、菊間アナは落下してしまった。
生放送で女子アナが5階から落下するという惨劇が全国に生放送されたのだ。スタジオからの呼びかけに全く反応しない菊間アナ。下に用意されたマットの上でピクリともしない菊間アナの姿がオンエアされた。
この事故により菊間アナは三カ月の重傷、リハリビして復帰するのに一年を要する結果になった。
その後、さらなる悲劇が菊間アナを襲う。
2005年7月15日、仙台でのバレーボール中継後、打ちあげをしていた飲食店で未成年のタレントが飲酒してしまった。
当然、同席した大人としての責任が問われ、パッシングの対象となってしまう。この事件に関しては菊間アナは冤罪であり、事実は違うという説が強い。
最終的に菊間アナはフジテレビを退職し、弁護士となるのだが、その大きな動機として、この冤罪事件があったとされている。菊間アナをはめたのは一体誰だ?
(大山 朱姫 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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