UFO・UMA

その正体は工作員だった!?北朝鮮に生息する未確認生物「テンシー」

7日、北朝鮮外務省の崔善姫北米局長が欧州にて米国の元政府当局者らと接触すると外交筋が明らかにした。

核実験やミサイル発射、米国人の拘束などの挑発行動を繰り返す北朝鮮に対し、アメリカのトランプ政権は4月から北朝鮮への経済制裁などの外交圧力を加える基本方針を発表。原子力空母「カール・ビンソン」を中心とした空母打撃群を派遣するなど米朝の対立が深まっていたが、対話による衝突回避の可能性も出てきた。




世界中がその動向を見守っている北朝鮮だが、そんな北朝鮮にも未確認生物が生息している。北朝鮮で象徴的な山とされる白頭山の頂上に存在する、「天池」に潜む「テンシー」だ。中朝国境地帯であり中国側からも目撃されていることから、「チャイニーズ・ネッシー」とも呼ばれている。

大きさは少なくとも3m以上、アヒルのような平らなくちばしを持ち、牛のような頭をしているという。頭だけ水面上に出し、猛スピードでモーターボートのように白波を起して泳いでいくという。

天池には300年以上前から巨大な生物が生息している、という伝説が存在していた。近年になり、中国側からそれらしき生物の目撃例や少ないながらも写真や動画が撮影されるようになり、注目を集めるようになったのだ。

だが、このテンシーの正体については不穏な説が存在している。

そもそも天池は1700年の火山爆発後に出来たカルデラ湖であり、普通の池に比べて生態系が乏しく、巨大な生物が生息できるような環境ではないとされている。また、伝説の割に近年まで具体的な報告例が無かったのも奇妙な点である。




このことから、テンシーの正体は北朝鮮が池で行っている軍事訓練や工作活動の様子だったのではないかとする説が出てきている。人目を避けるようにして動く船の様子を偶然目撃した人が、伝説の怪物だと考えてしまったのではないかというのだ。

実際、テンシーの目撃証言があった後に北朝鮮が何らかの行動を見せたという報道が流れることもあるという。

アメリカを初めとして近隣の国との対立を深める北朝鮮。もしかすると、近いうちに再びテンシーらしき謎の影が天池に出現するのかもしれない。

(加藤文規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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