イギリスにて、少し不思議で小さな奇跡が報告された。
こちらの写真はスマートフォンで撮影されたものだが、野生のヨーロッパコマドリを至近距離で捉えている。別の写真では手の上にコマドリが載っているのだ。
この写真が撮影されたのは墓地で、2014年4月に脳腫瘍のためわずか4歳で亡くなった少年の墓石の前であった。
少年の母が三回忌に墓を訪れた日の事。ふと気がつくとコマドリが彼女の近くを飛び回り、恐れることなくさらに彼女の手の上に留まった。そして、肩に乗ったり彼女にキスするような仕草を見せたのである。
普通、野性の小鳥がこれほどまでに初めて見る人になつくのは珍しい。そこで、彼女は亡くなった息子の魂がコマドリに宿って戻ってきたのではないか、と考えたようだ。
もしかしたら、これはただの偶然にすぎないのかもしれない。だが、そう考えてしまったとしてもおかしくない、少し不思議で心温まる奇跡と言えそうだ。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
関連動画
Grieving mother sees a robin on her son’s grave