4月5日に発売されたTM NETWORKの新作アルバム「GET WILD SONG MAFIA」に同じ音源が重複して収録されたとして、販売レーベルのエイベックス・エンタテインメントは該当CDの交換対応を実施すると発表した。
「GET WILD SONG MAFIA」は、収録されている36曲すべてが「GET WILD」という前代未聞の企画として話題になっていた作品である。不具合の内容は、なんと全く同じ「GET WILD」の音源が2回収録されてしまったというものだ。
具体的には、Disc-3に収録予定だった「Get Wild 2015 -HUGE DATA-」という曲が完全に収録漏れ。Disc-2の8曲目に収録されている「Get Wild 2014 (“30th 1984~ QUIT30” Version)[2014/12/10 東京国際フォーラム]」という曲が重複して収録されていた。発売後、このミスに気づいたファンがエイベックスに報告し、今回の発表に繋がったという。
エイベックスは老舗のレコードメーカーであり、今回のような収録ミスが発生するとは到底思えないが、今回のCDはくだんの通り「GET WILD」のみを集めた記念アルバムである。
そのためCDの製作者側も36曲すべてのGET WILDをひたすらに聞いて作業を進める必要があり、近年のCD製作でも最も過酷な作業であったことは間違いないと思われる。
そのため、今回の収録トラブルは「Get Wildを聞きすぎ、精神に異常をきたしたスタッフがいたため」という新たな都市伝説が囁かれている。
(若葉イチロウ ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
画像は『GET WILD SONG MAFIA』ジャケット写真より