世界中の古代遺跡からは、時折現代の技術を知っていたのではないかと思えるような造形のものや、宇宙人を思わせるような独特の造形のものが出土することがある。
今も研究がなされ謎も多い古代文明の1つ、古代マヤ文明。マヤの人々は独自の神話や文化を持ち巨大な建造物と広大な都市を建設し一大文明を築いた。
現在も出土される多くの遺物は、その独特な造形もあって多くの考古学者や歴史愛好家を魅了している。
しかし、これらの出土品の中には、謎めいたものもある。
最近、メキシコのマクタロヤンに住む公務員が発見した遺物は、今までにない造形で人々の注目を集めた。
白い石造りで細かく紋様が刻まれ、一部には彩色された跡も残っているレリーフなのだが、ひときわ目を引くのが黒く塗られた部分だ。全体を見るとレリーフには後頭部が大きく体が貧弱な、グレイ型エイリアンを象ったもののような形をしているのだ。レリーフをよく見てみると、グレイ型エイリアンが人間の頭部を抱え込んでいるようにも思われる造形となっている。
このレリーフは古代マヤの神等の姿を図案化して彫刻したものであり、グレイ型エイリアンに似て見えるのは単なる偶然であると考えられている。
しかし、一方でグレイの中に人間の顔があるようにも見えるため、グレイと人間の関係を彫刻したものではないかとする説も出てきているようだ。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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