アトラスではアフリカの内戦時にて人々を恐れさせたUMA「ヘンティフィア」について紹介した。
だが、他にも内戦や激戦地に出没し、人々を襲ったとされるUMAが存在する。
アフガニスタンに出没するUMAに「ペシャクパラング」がいる。
出没地は、タリバンと北部同盟の最前線であったカブール北方に位置するショマリ平野で、夜の闇に紛れて人間に近づき襲いかかるとされている。
見た目はキツネのようで動きは俊敏、鋭利な爪、鋭い牙をもっている。
この「ペシャクパラング」の正体は、戦死し放置されたタリバン兵の肉を食べた野良犬とキツネの混血生物だとか、狂犬病に感染した犬だとか、米軍がバグラム空軍基地の警備用に放った遺伝子工学で作られた人工生物だという説がある。
但し、狂犬病の予防ワクチンを投与した者は、この「ペシャクパラング」に襲われても無事だが、投与していない者は死ぬということから、狂犬病に感染した犬という説が有力とみられている。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)