今年に入り先月2月からマクドナルドで発売されている「しょうが焼きバーガー」(通称「ヤッキー」)がマクドナルドファンの間で話題になっている。
しょうが焼きバーガーはマクドナルドが2015年から新機軸として売り出している「おてごろマック」の新作バーガーで、ポークパティに「しょうが焼き」をイメージした醤油味のソースにレタス、スライスオニオンを挟み込んだ和風テイストの味わいとなっている。
しょうが焼きバーガーの名前通り、醤油味ソースにはすりおろした生姜が入っており、一口食べれば生姜のピリっとした風味が口の中ではじける、新触感のバーガーである。
実際、マクドナルドファンからも味の評価は高いようで「思った以上にしょうが焼きだった」「後味は辛くなく子供でも食べやすい」との感想が次々とネットに投稿されている。
ところが、その一方「辛口」のレビューも多数書き込まれており、最も多いと思われるのが「マックポークと全く同じだった」という意見である。
「マックポーク」はかつてマクドナルドが「100円マック」を売り出していた時に発売していたハンバーガーで、定価100円というお手頃感もあり若者を中心に圧倒的な支持を得ていた。そしてマックポークは2012年頃に販売終了したのだが、その後も復活を希望する声も多かったという。
かつてマックポークは甘辛いソースがかかったポークパティとレタスに刻んだ玉ねぎが入っていた。
玉ねぎのスライスまたはみじん切りか、の違いはあっても全体の材料としてはしょうが焼きバーガーと全く同じである。
また味の決め手となるソースもマックポークには少量の生姜が入っていて、生姜の味を感じることができたため、現在ネットでは「しょうが焼きバーガーはマックポークとほぼ同じ」という意見が多発している。
ネットでは実質上の「マックポーク復活」で歓喜する声もあるが、一部では「値段を倍にした安直な値上げ復活」と辛辣なコメントもある。
また、今回のしょうが焼きバーガー誕生により同じポークパティを使った人気メニュー「バーペキューポークバーガー」(通称「バペポ」)が消えてしまったことを悲しむ声もあり、どうやら賛否が分かれる新商品となってしまったようだ。
(穂積昭雪 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)