家の中で家族や侵入者が暴れて手がつけられなくなると、通報されて警察が出動する騒ぎになることもある。
だが、この度チリで報告されたケースは非常に珍しいものであった。
発端はチリのプエルモントに住むある一家が「家事の危険性がある」として警察に通報したことからだった。
現場のバンガローに警察が足を踏み入れたところ、どこからともなく刃渡り15センチものナイフが飛んできたのだ。だが、家族は全員屋外に避難しており、家の中には誰もいなかった。そう、家族や警官を襲ったのはポルターガイスト現象だったのである。
現場にはひとりでに発火したマットレスとランプシェードが残されており、現場を撮影した動画にもプレートが飛んできたり、ライトがオンとオフに切り替わる様子が捉えられていることが解る。他にも中に入った警官らは、誰も触っていないのに落ちる家具などを目撃している。
家族らは以前からこの家では奇妙な現象が起きていたのだが、火の気の無いところから出火したため急ぎ通報したのだと述べている。警察が徹底的に捜査したにもかかわらず、家の中に不審者などは居なかったという。
この事件を調べているアルトゥーロ・サンチェス公使は、月曜日地元のラジオ局に対して「これは超常現象としか言いようがない」と述べている。
この家に住んでいた家族は恐怖のため、家から避難し続けており、また噂を呼んで家の周囲には200人もの野次馬が集まる騒ぎとなっているという。
現地の教会に悪魔払いの儀式を行うように求める動きもあり、この騒動はなかなか収まりそうにない。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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